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「こんなのはクソだ」…シリーズをタイに戻したスパーズ、陰に名将ポポビッチの“喝”

スパーズのウェンバンヤマ(左)とフォックス(右) [写真] = Getty Images
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 5月26日(現地時間25日、日付は以下同)、「NBAプレーオフ2026」ウェスタン・カンファレンス・ファイナル第4戦が行われ、サンアントニオ・スパーズオクラホマシティ・サンダーに103-82で快勝。前年王者を相手に大差をつける完勝劇で、シリーズ成績を2勝2敗のタイへ戻した。

 ホームで意地を見せたスパーズは、ビクター・ウェンバンヤマが約31分のプレータイムで33得点8リバウンド5アシスト2スティール3ブロックと躍動。足首の負傷によりシリーズ最初の2試合を欠場していたディアロン・フォックスは、12得点10リバウンド5アシストのダブルダブルを記録し、勝利に大きく貢献した。

 しかし、この日の勝因は、かつて長年チームを率いた名将グレッグ・ポポビッチの“喝”にあったのかもしれない。フォックスは第4戦直後に行われたインタビューで、以下のように語っている。

「第3戦に負けた後、(ポポビッチが)ロッカールームに入ってきて、『こんなのはクソだ……俺たちのバスケットじゃない』と言ったんだ。もちろん、ほかにも厳しい言葉をもらった。そもそも、試合直後にロッカールームへ来て、自分の気持ちを彼があれだけ率直に伝えてきたのは、今シーズンであれが初めてだった」

 2025年にHC(ヘッドコーチ)を退任し、現在はバスケットボール運営部門社長としてフロント入りしているポポビッチだが、依然としてチームへの影響力は絶大のようだ。レジェンド指揮官の叱咤激励もあり、スパーズはホームで見事な勝利をつかみ取った。

 なお、ポポビッチの存在感を象徴するシーンは試合中にも見られた。第4戦の中継では、コートサイドでミッチ・ジョンソンHCの言葉に耳を傾けるウェンバンヤマの姿が映された直後、観客席でポポビッチの話を真剣な表情で聞くティム・ダンカンの姿が映し出され、SNSでは「スパーズの伝統が受け継がれている」といった反応で盛り上がっている。

 第5戦は27日にオクラホマシティで開催され、第6戦は29日に再びサンアントニオへ舞台を移す。ポポビッチHC時代の2014年以来となるNBAファイナル進出を狙うスパーズと、王座防衛への挑戦を続けるサンダー。ウェスタン王者の座を懸けた激戦から、ますます目が離せなくなりそうだ。

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