2026.07.01
トロント・ラプターズが、カワイ・レナード獲得に向けた大型トレードの正式成立を一時見送ることが明らかになった。7月10日(現地時間9日、日付は以下同)、ラプターズとロサンゼルス・クリッパーズは、レナードと経営破綻した企業「アスピレーション」とのスポンサー契約に関するリーグの調査が完了するまで、トレードを保留すると発表した。
ラプターズは声明で、今回の判断について次のように説明している。
「ロサンゼルス・クリッパーズとのカワイ・レナード獲得を目的としたトレードについて、NBAリーグオフィスから、クリッパーズに関する現在進行中の調査の結果次第では、その影響がカワイに及ぶ可能性があり、そのリスクを我々が引き継ぐことになると説明を受けました。この状況を踏まえ、リーグによる調査が完了するまで待つことを決定しました。ラプターズは引き続きカワイをトロントへ迎え入れることを強く望んでおり、選手、球団、そしてファンのためにも、この問題が速やかに解決されることを期待しています」
ラプターズは7月1日、2019年のNBA制覇を牽引したレナードを呼び戻す大型トレードでクリッパーズと合意したと報じられていた。このトレードで、クリッパーズはブランドン・イングラムとグレイディ・ディックに加え、2031年と2033年の無保護のドラフト1巡目指名権、2027年の指名権スワップ、2030年と2033年のドラフト2巡目指名権2本を獲得する予定となっている。
今回の調査は昨オフシーズンに始まった。ジャーナリストのパブロ・トーレ氏による報道が発端となり、クリッパーズのオーナーであるスティーブ・バルマー氏が、現在は経営破綻したアスピレーション社を通じてレナードへ報酬を支払い、サラリーキャップを不正に回避していた疑惑が浮上。クリッパーズは一貫して疑惑を否定している。
リーグの調査結果次第では、レナードの契約が無効となる可能性もあるようだ。そのため、問題が解決する前にラプターズがトレードを成立させた場合、レナードを失うリスクを抱えることになる。これを受けて、ラプターズは調査終了まで正式成立を見送る判断を下した。現時点でレナードはクリッパーズ所属のままとなり、イングラムとディックもラプターズに残留する。調査の結果、リーグから処分が科されなければ、トレードは予定どおり成立する見通しとなっている。
NBAコミッショナーのアダム・シルバー氏は先月、「調査をいつまでも続けるわけにはいかない」とコメントした上で、次のように語っていた。
「調査はかなり終盤に差しかかっていると思います。事情聴取を受けた人々の話も耳にしていますし、彼ら自身も終わりなく続けるべきではないことは理解しています。そろそろ調査を終えるべき段階です。最終的な結論が必要ですし、クリッパーズだけでなく、残る29チームも今後どのような状況でチーム運営を行うのか把握する必要があります」
現地メディア『CBS』によると、リーグ関係者は来週ラスベガスで開催されるNBA理事会までに調査結果がまとまることを期待しているという。また、レナードの契約が無効とならない限り、このトレードは最終的に成立する見込みとも報じられている。
2026.07.01
2026.06.28
2026.06.08
2026.06.04
2026.03.28
2026.03.26
2026.07.10
2026.07.09
2026.07.09
2026.07.09
2026.07.09
2026.07.09