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ハリソン・バーンズが地元銀行を買収…元同僚ハリバートンは「6年前から聞いていた」

現役NBA選手のハリソン・バーンズが銀行を買収 [写真] = Getty Images
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 サンアントニオ・スパーズハリソン・バーンズが、故郷アイオワ州の銀行を買収した。

 8月下旬、バーンズが率いる「Barnes Bancorp, Inc.」は、アイオワ州パトンにあるコミュニティ・ステイト・バンクの買収を完了した。バーンズ自身が2500万ドル(1ドル=155円換算で約39億円)を投じたとされる。

 1956年創業の同銀行は、今年で70周年を迎える地域密着型の銀行。今回の買収後も銀行名や従業員、経営陣は維持され、バーンズはこれまで築かれてきた銀行の歴史を引き継ぎながら、さらなる成長を目指していくという。

 バーンズが銀行を所有するという構想は、最近になって生まれたものではない。元チームメートのタイリース・ハリバートン(インディアナ・ペイサーズ)は、SNS上でバーンズの銀行買収に反応。サクラメント・キングスでチームメートだった2020-21シーズン、当時ルーキーだった自身に対して、バーンズがすでに銀行を所有する計画を話していたことを明かした。

「HB(ハリソン・バーンズ)は、ルーキーだった僕にこの計画を話してくれたんだ!自分が何を聞いているのか、信じられなかった。NBA選手には“本物”がいて、本当に大人なんだと初めて気づいたよ」

 当時NBAキャリア8年目を迎えていたバーンズから聞かされた「いつか銀行を所有する」という話は、当時20歳だったハリバートンにとって、衝撃的な内容だった。それが、約6年の時を経て現実になった。

 アイオワ州エイムズ出身のバーンズは、ノースカロライナ大学へ進学し、2012年のNBAドラフトでゴールデンステイト・ウォリアーズから全体7位指名を受けた。その後はダラス・マーベリックスやサクラメント・キングスなどを渡り歩き、NBAで14年間プレー。2026-27シーズンには自身15年目のシーズンを迎える。

 バーンズは、コート外で早くからビジネスの世界に目を向けていた。これまでも複数の銀行の取締役を務め、金融機関への投資も行ってきており、今年はアイオワ州銀行協会が運営するIowa School of Bankingで銀行業について学んでいる。

 現地メディア『The Bank Slate』のインタビューの中で、バーンズは今回の買収を「見栄のためのプロジェクトではない」と強調しており、アイオワ州を代表する銀行へと成長させることを目標に掲げている。また、自身のNBAキャリアと銀行経営を両立するため、「その場に100パーセント集中する」ことを大切にしているという。

「バスケットボールに集中している時は、100パーセント、バスケットボール選手になる。Community State Bankをどう支えていくか考えている時は、100パーセント、そこに集中する。家に帰れば、100パーセント、夫であり父親になる」

 現役生活の終盤に差しかかるなか、バーンズは引退後の人生を考えるだけでなく、プレーを続けながら次のキャリアを着実に築いている。

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