
2025.01.29
2月24日(現地時間23日)。ゴールデンステイト・ウォリアーズは、ホームのチェイス・センターでダラス・マーベリックス相手に126-102で快勝し、3連勝を飾ったことでウェスタン・カンファレンス9位の30勝27敗とした。
そしてこの試合後、会場ではウォリアーズ4度の優勝に大きく貢献したアンドレ・イグダーラが着用した背番号9の永久欠番セレモニーが開催された。
Yesterday was historic. pic.twitter.com/ep2AXYjT2n
— Golden State Warriors (@warriors) February 24, 2025
2022-23シーズン終了後に現役を退いたイグダーラは、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ在籍時の2012年にオールスター入りした198センチ97キロのウイングプレーヤー。
シクサーズとデンバー・ナゲッツでエース格も務めてきたオールラウンダーは、2013年夏にナゲッツから提示された5年契約を拒否し、ユタ・ジャズも絡めた3チーム間のサイン&トレードでウォリアーズへ移籍。
ウォリアーズでは2013-14から2018-19、2021-22と2022-23の計8シーズン在籍し、レギュラーシーズン452試合で平均26.0分6.9得点3.8リバウンド3.4アシスト1.1スティールを残した。
2013-14シーズンこそスターター起用されたものの、スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)就任後の2014-15シーズンからはシックスマンへ転向。ステフィン・カリーやドレイモンド・グリーン、クレイ・トンプソン(現マブス)、ケビン・デュラント(現フェニックス・サンズ)といったスター選手たちがそろう中でフィニッシャーやプレーメーカー、さらには複数のポジションをガードするスイッチディフェンダー、相手チームの得点源を封じるストッパーとなり、攻防両面で絶大な貢献を見せてきた。
ウォリアーズが成し遂げた4度のリーグ制覇(2015、2017、2018、2022年)をすべて経験したのはカリー、グリーン、トンプソン、カーHCとイグダーラのみ。2015年のNBAファイナルでは、レブロン・ジェームズ(現ロサンゼルス・レイカーズ)率いるクリーブランド・キャバリアーズ相手に1勝2敗で迎えた第4戦から先発起用されて3連勝の原動力となり、シリーズ平均16.3得点5.8リバウンド4.0アシストにフィールドゴール成功率52.1パーセント、3ポイントシュート成功率40.0パーセントを残してファイナルMVPを獲得。
4度の優勝を成し遂げたカルテット[写真]=Getty Images
球団史上7人目の永久欠番となったイグダーラは、セレモニーで「ファンの皆さんがいなければ、何も起こりませんでした」と口にし、ウォリアーズで一緒に戦ってきた仲間たち、特にカリーを称えていた。
「ステフ、君が世界を動かしたんだ。これはそう軽々と言えることじゃない。君は本当に、バスケットボールというゲームを変えてくれたんだ。本当に素晴らしかった。美しかったよ。私は自分の役割を理解していた。ドレイモンドの才能、クレイの才能、ケビン・デュラントの才能も理解していた。ショーン・リビングストン(元ウォリアーズほか)と私は、ユニークなチームにいるんだと分かっていた。ステフ、君がいなければ何も起こらなかった」
するとカリーは「あなたがロッカールームを去ってから、その空白を埋めるのは難しいことだった」と振り返り、「みんなが感じていることだと思うけど、これはただ単にジャージーが天井に掲げられるだけじゃない。フランチャイズ全体の方向性を変えた選手を祝福するものなんだ」と語っていた。
カリー(右)の支えにもなっていたイグダーラ(左)[写真]=Getty Images
そしてカリーは、イグダーラと一緒に2010年のFIBA世界選手権(現ワールドカップ)で金メダルを獲得した時のこともふまえてこうスピーチしていた。
「リーダーになるとはどういうことか、それに周りにいる選手たちを高めることがどんなことなのか、あなたが基準を設けてくれた。2010年に初めてあなたと一緒に過ごした時にそう感じたんだ。あなたのレガシーはバナーの数々より大きく、数々のリングよりも大きなものなんだ」
2015年以降に6度のNBAファイナル進出と4度の優勝を飾ったウォリアーズにおいて、イグダーラは多方面に渡って大きな影響をもたらし、この球団を支えてきたと言っていい。
カリー、グリーン、トンプソンが現役を終えた時には彼らも永久欠番入りすることが容易に想像できるが、ウォリアーズが黄金期を形成するうえで、彼らを支えたイグダーラは不可欠な選手だったに違いない。
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