2025.05.02
3月12日(現地時間11日、日付は以下同)にゲインブリッジ・フィールドハウスで行なわれたミルウォーキー・バックスとインディアナ・ペイサーズによる一戦は、同点22度、リードチェンジ21度を記録する大激戦となった。
11日を終えた時点でバックスはイースタン・カンファレンス4位の36勝27敗で、ペイサーズが同5位の35勝28敗と、プレーオフに向けた順位争いも激化している中、試合はデイミアン・リラードが残り3.9秒に相手のファウルで得たフリースロー2本を確実に決め、アウェーのバックスが114-111でリードを奪う。
3点を追うペイサーズはタイムアウトをコール。するとコート上の4人が動き、タイリース・ハリバートンがアンドリュー・ネムハードからハンドオフのような形でボールを受け取ると、左コーナーから値千金の一発を見事ヒット。
the four-point play heard around the world 🌎
Tyrese Haliburton's game-winner went global. pic.twitter.com/rhmyHcnC2h
— Indiana Pacers (@Pacers) March 12, 2025
しかもヤニス・アデトクンボのファウルを獲得。この判定にバックスはコーチズ・チャレンジをするも失敗に終わり、残り3.4秒にハリバートンがフリースロー1本を成功させて4ポイントプレーを完遂し、ペイサーズが最終スコア115-114で劇的な勝利を収めた。
試合全体で14得点10アシストのダブルダブルを残し、終盤に殊勲のプレーを決めたハリバートンは「フットボールみたいなプレーだよね。うまくいって良かったよ。最初にあのプレーを実行したのは2年前のトレーニングキャンプだった。今日と同じように僕がショットを沈めたんだ。(けど)それ以来、僕はボールを手にしていなかったから、あのプレーを実行するのは嫌だったんだ」と明かした。
ハリバートンはこの試合でフィールドゴール成功率41.7パーセント(5/12)、3ポイントシュート成功率33.3パーセント(2/6)だったものの、試合最後に殊勲の働きを見せたことで「夢見ていたことさ。僕を信頼してくれたチームメートたちに感謝している」と喜んでいた。
ペイサーズではハリバートンのほか、パスカル・シアカムがゲームハイの25得点に12リバウンド5アシスト、ベネディクト・マサリンが17得点4リバウンド、マイルズ・ターナーが13得点6リバウンド2ブロック、ネムハードが12得点3アシストをマーク。
この1勝で連敗を3で止めたペイサーズは、今シーズンにバックスから初勝利(1勝2敗)。タイブレイクのため順位は変わらないとはいえ、バックスとペイサーズがいずれも36勝28敗、6位のデトロイト・ピストンズ(37勝29敗)と合わせて3チームがゲーム差なしで並んだ。
そしてバックスとペイサーズは3月16日にも試合が組まれているだけに、プレーオフのシード順をかけた激しいバトルが次戦でも繰り広げられることになりそうだ。
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