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新潟県勢初の冬決勝となった帝京長岡[写真提供]=日本バスケットボール協会
12月28日、「SoftBank ウインターカップ2021 令和3年度 第74回全国高等学校バスケットボール選手権大会」の男子準決勝が開催され、帝京長岡高校(新潟県)は福岡第一高校(福岡県)と対戦した。
スタートダッシュに成功したのは福岡第一。轟琉維、佐藤涼成が中心となって速攻を仕掛けられ、ディフェンスもなかなか攻略できず徐々に点差を広げられる帝京長岡。しかし、島倉欧佑が3ポイントシュートなどで応戦し、14-20で最初のクォーターを終えた。
続く第2クォーター、シュートを決め合う展開となるが、帝京長岡は福岡第一の速攻を抑えることに成功。ミドルシュートなどで得点を重ねていき、最後は轟のシュートを守り切って、28-34と帝京長岡が6点のビハインドで後半へ。
第3クォーター、流れは帝京長岡に。ゴール下で順調に得点を重ねていくと、残り5分半に島倉の3ポイントシュートで38-38とついに同点。その後もシュートタッチのつかめない福岡第一を突き放し、48-42と今度は6点のリードで最終クォーターに。
第4クォーターは再びシュートを決め合う展開となり、帝京長岡は福岡第一に背中をつかませない。試合時間残り2分、佐藤の3ポイントシュートで61-61と再び同点に戻されるが、インサイドでファールを誘いフリースローを獲得。最後は田中空がレイアップを決め、67-61で帝京長岡が福岡第一に勝利した。
■試合結果
福岡第一高校 61-67 帝京長岡高校
福岡第一|20|14|8|19|=61
帝京長岡|14|14|20|19|=67