2022.05.28
2月23日、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選」Window2に向け、日本代表候補に選ばれた今村佳太(琉球ゴールデンキングス)がインタビューに答えた。
インタビュー冒頭にWindow2の開催地である沖縄から日本代表に選出されたことについて問われると、今村は「沖縄県を代表してプレーすることで皆さんの期待も高まると思うので、すごく責任のあることなのかなと思います」と、日の丸の重みを痛感していることを示唆。
地元の期待を背負う今村だが、感じているのはプレッシャーだけではない。「個人的にはトムさん(トム・ホーバスヘッドコーチ)のバスケは自分に合っているんじゃないかと感じています」と本人が言うように、手応えもしっかりとあるようだ。
その手応えの裏には、Window1での最終ロスターに漏れたという苦い経験がある。この経験について、「前回の合宿では悔しい思いをして、その悔しさをシーズン中に出していった結果、今回も呼んでもらえたので、すごく光栄に感じていますし、感謝もしています」と今村は話す。
「前回の合宿では、トムさんのバスケにフィットしようとしすぎていて、なかなか自分のプレーを出せなかったという反省があるので、今回の合宿ではまずは自分のプレーを出そうと決めていて、その気持ちで合宿に参加したのが結果につながったと思っています」と、前回の悔しさをバネに合宿に臨んでいたことも明かしてくれた。
このチャンスを生かすためには、実戦で活躍できることを示さなければいけない。今村は、「ホーバスHCには『積極的に3ポイントシュートは打っていってほしい』と言われているので、そこは躊躇したくないです」と、持ち前のアグレッシブさでアピールしていくことを話していた。
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