2023.03.09
2月20日、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選」Window6に向けた男子日本代表の直前合宿に参加している富樫勇樹(千葉ジェッツ)がオンラインで会見を行った。
Window6では、日本代表は2月23日にイラン代表、26日にバーレーン代表と対戦する。その2試合に向けた今回の合宿については「2連勝できるように、今しっかり準備ができているかなと思います」とコメント。
前回のWindow5で敗れたイランとの対戦についても、「まず、初戦がイランということで、そこに100パーセントフォーカスして、前回はアウェーでイランに負けてますし、長く苦しめられてきた国なので、ホームの力を借りて、そこにまず勝つことだけを意識したいと思います」と意気込みを語った。
また、今回の代表活動は、ディベロップメントキャンプの開催や育成強化選手の招集など、チームとしての裾野を広げるように従来から変化。
「僕としては大学生たちが入ってきて一緒に練習するのはすごくうれしいことですし、今はBリーグで活躍すれば代表に呼んでもらえるということで、みんながモチベーション高く試合ができていると思う」と、富樫自身もその変化に肯定的なようだ。
新たな顔ぶれも加わった代表にも言及した富樫は、特に、同郷の新潟県出身で宇都宮ブレックスの特別指定選手としてプレーする小川敦也を「高校、大学とサイズのあるポイントガードとしてやってきていて、今一緒に練習していて、彼のスピードや技術も含め、かなりセンスがあるとびっくりしています」と称賛していた。
加えて、新たな帰化選手として名を連ねたジョシュ・ホーキンソン(信州ブレイブウォリアーズ)を「トータルなバスケットにすごくフィットする、シュートの上手な選手」と評価。Bリーグでしのぎを削った敵同士だからこそ「一緒にこうやって試合ができるのはうれしいこと」と話した。
新戦力も加わり、ラインナップのバリエーションが増えた日本代表については、「チームとしてだんだんトム(・ホーバスヘッドコーチ)さんのバスケットが浸透してきて、今回新しい選手として高校生、大学生もかなり入って、いい練習もできているので、また新たなトムさんの目指しているバスケットを見せられるかなと思います」とコメント。
「でも、しっかりと結果にこだわって、イラン戦とバーレーン戦に勝利して、いい形でW杯に入れればと思います」と、目前に迫ったアジア最終予選となるWIndow6に向き合っていた。
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