2023.08.04

【WUBS出場チーム紹介】高麗大学校「韓国の雄がついにWUBS参戦」

延世大学校とともに韓国学生バスケ界をリードする高麗大学校 [写真]=Korea University
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8月10日から13日の期間、国立代々木競技場第二体育館にて開催される「Sun Chlorella presents World University Basketball Series(WUBS)」は、昨年産声をあげたアジアの大学バスケ界がより高みを目指すために創設された国際バスケットボール選手権大会。2回目となる今回は計8大学が参加して、2代目WUBSチャンピオンを目指す。『大学バスケの新時代』と銘打たれた真夏の祭典を前に、出場チームを紹介する。

延世大学校とともに韓国バスケ界をけん引する存在

 野球やサッカーに負けないくらい、韓国ではバスケットボールの認知度と人気は高い。国内リーグは1997年に韓国バスケットボールリーグ(KBL)がスタートしたが、それ以前から今でも高い人気を誇っているのが大学バスケットボールだ。

 その中心にあるのが、高麗(こりょ)大学校と延世(よんせ)大学校の2校。韓国バスケ界の双璧をなす2校から、今回、WUBS高麗大学校が初参戦することになった。

高麗大学校は韓国大学リーグ2連覇中 [写真]=Korea University


 高麗大学校は韓国大学リーグ(KUSF U-LEAGUE)においてライバルの延世大学校を抑え2年連続王者に輝く現在韓国最強の大学チーム。高麗大学校は韓国のプロバスケットボールリーグであるKBL、さらには韓国代表にも多くの人材を輩出。ちなみに7月22日、23日、韓国ソウルで行われた「バスケットボール男子日本代表国際強化試合2023 in 韓国」の第2戦に先発出場したムン・ジョンヒョンは高麗大学校在学中、4年生だ。ただムン・ジョンヒョンは 韓国代表に選ばれたためWUBSへの出場はかなわないが、高麗大学校にはそれ以外にもU19韓国代表のメンバーにも選ばれた190センチのフォワード、キム テフンと200センチのセンター、シン ジュヨンなどの逸材が揃っている。

WUBS初戦で難敵ラドフォード大と対戦

韓国代表候補に名を連ねるムン・ジョンヒョン [写真]=Korea University


 初出場に際し、高麗大学校のチュ・ヒジョンヘッドコーチは「コロナ禍によって国際大会を行うのが大変な状況でしたが、昨年に続き、『WUBS 2023』を開催できることをお祝い申し上げます。高麗大学校が韓国代表として参加することを大変嬉しく、光栄に思っております」と感謝のコメントを送ってくれた。

 さらに「私たち高麗大学校は2021年と2022年の大学リーグ優勝チームで、韓国における大学バスケットボールを代表し、韓国のプロバスケットボール選手を最も多く輩出した歴史と伝統を持つ名門大学です。今回の『WUBS 2023』で世界的な選手たちとともに大会を行うことは、学生選手たちにも良い経験になると思います。すべての出場チームが今大会を通じて発展することを願っています」とWUBSに敬意を示すとともに、母国の代表として戦うことへのプライドが垣間見えるコメントを発した。

 高麗大学校の初戦は8月11日第2試合、13時30分ティップオフ予定で、NCAAディビジョン1のラドフォード大学と対戦。熱戦が期待される。

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