2026.07.28
フィラデルフィア・セブンティシクサーズに加入したレブロン・ジェームズの影響は、早くもチケット市場に表れているようだ。
アメリカのチケット売買サイト『TickPick』によると、今シーズン最初のホーム開催となる現地時間10月16日のボストン・セルティックスとのプレシーズンゲームは、最低価格が283ドルまで高騰。昨シーズンのシクサーズ戦の平均チケット価格68ドルと比べると、約4倍という異例の水準となっている。
同じくチケット売買サイト『SeatGeek』でも同様の傾向が確認されている。レブロンの加入が発表された時点では107ドルだった同試合の最低価格は、540ドルまで急騰。レブロンのデビュー戦に加え、レブロンとともにシクサーズへ加入したジェイレン・ブラウンにとって古巣との初対戦となることもあり、注目度は一層高まっている。
今回の価格高騰は、プレシーズン戦の一試合にとどまらない。『StubHub』ではレブロン加入発表後、シクサーズ戦のチケット需要が約200倍に急増。さらにチームの検索数も約470倍まで跳ね上がり、公式サイトではシーズンチケットが「High Demand(需要急増)」と案内されるなど、その影響は球団全体へと波及している。
『TickPick』共同CEOのブレット・ゴールドバーグ氏は、現地メディア『PhillyVoice』のインタビューで、「レブロンは過去23年間、NBA最大級の集客力を誇る選手だった。キャリアの終盤における今回の移籍でも、その影響は変わらない」とコメント。さらに、レブロンがシクサーズ入りを発表した際に「これが最後の決断」と語っていたことにも触れ、「ファンは、彼を生で見られる機会が残り少ないことを理解している。だからこそ、『今のうちに見ておかなければ』と考えているんだ」と語った。
また同氏は、今シーズンのシクサーズ戦のレギュラーシーズン平均チケット価格についても、昨シーズン比で約40%上昇すると予測。「レブロンが新天地へ移籍するたびにチケット価格が急騰する“レブロン効果”は、これまで何度も目にしてきた」と、その経済効果の大きさを強調した。
41歳となったレブロンにとって、シクサーズは現役最後の所属先になる可能性が高い。NBA史上屈指のスーパースターが歩む“ラストチャプター”は、開幕前からコート外にも大きな経済効果をもたらしている。
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