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WNBA史上初の100万ドル契約誕生へ…ジャッキー・ヤングがエーシズと1年119万ドルで合意目前

100万ドル超契約の第1号となる見込みのヤング[写真]=Getty Images

■サラリーキャップが大幅増

 ジャッキー・ヤングラスベガス・エーシズが、WNBAのレギュラーマックス契約である1年119万ドル(約1億9000万円)の新契約で合意に近づいている。これはWNBA史上初の100万ドルを超える契約であり、選手契約としても史上最高額級となる見込みだ。

 WNBAのサラリーが新境地に到達した。この背景には、長らくリーグと選手会で協議されてきた新労使協定(CBA)がある。今年3月に発表された主要項目で原則合意では、各球団のサラリーキャップが150万ドル(約2億4000万円)から700万ドル(約11億1000万円)に大幅アップ。これにより選手年俸も飛躍的に向上し、ヤングとエーシズはその最初の事例を作ることとなった。

[写真]=Getty Images


 ヤングがWNBAの100万ドル時代の開幕を飾ったのは偶然ではない。ノートルダム大学をNCAAトーナメント王者に導いた後の2019年、オールラウンドガードのヤングはドラフト1位指名でエーシズに加入した。これまでに2度のリーグ制覇を経験し、2022年にはMIPを受賞。直近は4シーズン連続でオールスターに選出されているほか、昨シーズンは平均16.5得点、5.1アシスト、4.5リバウンドのスタッツを残し、オールセカンドチームにも選出されている。サイズ、フィジカル、強固なペリメーターディフェンスに加えて、高いIQで得点とゲームコントロールを両立する総合点の高さは、時にジュルー・ホリデーやデリック・ホワイトを彷彿とさせ、新CBA最初のビッグディールを受け取るにふさわしい活躍を続けてきた。

■女子バスケは新時代に突入

[写真]=Getty Images


 エーシズがフリーエージェント市場でも注目株だったヤングを呼び戻した功績は大きい。『ESPN』によると、バム・アデバヨのガールフレンドとしても知られる4度のシーズンMVP、エイジャ・ウィルソンはエーシズ残留を明言。6度のオールスター選出歴を持ち、女子3x3の新リーグ「Unrivaled」のMVPを獲得したチェルシー・グレイとも再び契約することができれば、エーシズはビッグ3を維持し、王座奪還に向かう見込みだ。

 ヤングの100万ドル契約は序章に過ぎない。地元メディア『Las Vegas Review-Journal』によると、ウィルソンはヤングを超える140万ドル(約2億2000万円)のスーパーマックス契約が見込まれている。また、3年連続オールファーストチーム入りを果たしたミネソタ・リンクスのナフィーサ・コリアや、WNBA史上最高の3ポイントシューターと称されるニューヨーク・リバティのサブリナ・イオネスクも、オフシーズンの大型契約が示唆されている。

 WNBAはスターの価値にふさわしい金額を払う時代へ足を踏み入れた。この先も大型契約の発表が続きそうだ。

文=Meiji

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