2026.03.22
ワシントン・ウィザーズのトレイ・ヤングが、ポッドキャスト番組『The Pivot』に出演。現在自身に向けられている評価に対する思いと、来シーズンへの意気込みを語った。
今シーズン中盤にトレードを経験したヤングは、ケガの影響で不本意な1年を過ごすこととなった。アトランタ・ホークス在籍中の出場は開幕直後と年末のわずか10試合にとどまり、トレードデッドライン前にウィザーズへ移籍。移籍後も大腿四頭筋やMCL(内側側副じん帯)の問題に悩まされ、ウィザーズの一員としては5試合の出場にとどまった。
15試合の平均スタッツは17.9得点8アシスト2リバウンドとなり、キャリアワーストを記録。昨シーズンには平均24.2得点に加え、リーグトップの平均11.6アシストをマークしてキャリア4度目のオールスター選出を果たしていただけに、ヤングの今後を不安視する声も少なくない。
番組でヤングは、現在は健康を取り戻していると語り、来シーズンの完全復活を誓った。
「今ほど過小評価されていると感じたことは、これまでの人生で一度もない。メディアは“直近の印象”に引っ張られる傾向があるのは分かっている。もし来シーズン、ウィザーズがイースト首位のチームになったら、人々は何と言うだろうね」
ウィザーズは今シーズン17勝65敗でレギュラーシーズンを終え、NBA全体でワーストの成績に沈んだ。長い再建期の途上にあるチームだが、今シーズン途中にヤングとアンソニー・デイビスを獲得し、さらに2026年NBAドラフト全体1位指名権も保有している。来シーズンはリーグでも屈指の注目チームのひとつとして、大きな飛躍が期待されている。
ヤングは、再建期を支えてきた若手選手たちへの期待についても言及した。
「チームは間違いなく準備ができている。若い選手たちは再建期を経験してきたんだ。この数年間、多くの敗戦を味わってきたし、もううんざりしているはずだ。だからこそ、チームが勝つ時には自分もその一員として一緒にいたいんだ」
ケガとトレードに翻弄されたこの1年半で、その評価を大きく落としたヤング。しかし本人は、周囲の見方とは裏腹に、自身のキャリアがまだ上昇曲線の途中にあると確信している。
「ここ1年半ほどはケガやトレードなどがあって、ほとんどプレーできていない。でも信じてほしい。俺の全盛期は、これからだ」
2024-25シーズンにはリーグ最高峰の司令塔としてオールスターに名を連ねたヤング。健康な状態でシーズンを過ごすことができれば、ヤングが再びNBAの主役へ返り咲く可能性は十分にありそうだ。
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