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『Derrick Rose Night』が1月5日に開催決定…ローズとシボドーHCが聖地で再会

ブルズで最年少MVPに輝いたローズ[写真]=Getty Images
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 9月26日に現役引退を表明し、15シーズンにわたるNBAキャリアに終止符を打ったデリック・ローズ(元シカゴ・ブルズほか)。彼のリーグデビューから8シーズンをともに過ごしたブルズはその功績をたたえ、1月5日(現地時間4日)に『Derrick Rose Night』を開催すると発表した。

 イリノイ州シカゴで生まれ育ったローズは、メンフィス大学を経て2008年にリーグ入り。ブルズから全体1位指名を受け、“次世代のエース”という期待を一身に背負ったガードは、初年度から1試合平均16.8得点3.9リバウンド6.3アシストの数字を残した。その勢いは目を見張るものがあり、1年目には新人王、そして2年目にはオールスターに選出される。

 3年目の2010-11シーズンには62勝20敗でブルズをリーグ1位の成績に導き、自身は平均25.0得点4.1リバウンド7.7アシストの活躍。史上最年少となる22でMVPに選出され、ブルズ、そしてリーグを象徴する選手に上り詰めた。

 ローズの引退宣言が出たのち、現地メディア『NBC Sports Chicago』はブルズが今シーズン中にローズのキャリアを祝福するイベントの開催に動いていると報道。有力な候補日に挙げられていた1月5日は、ブルズとニューヨーク・ニックスの対戦が組まれており、ローズを3チームで指導してきた現ニックスのトム・シボドーHC(ヘッドコーチ)が“聖地”ユナイテッド・センターに来場する。

 また、地元メディア『Chicago Sports Network』のKC・ジョンソン氏によると、背番号『1』の永久欠番化も球団内で協議が進んでいる模様。なお、ローズがブルズを退団した2016年6月以降、ブルズで同番号を付けている選手は現れていない。

 キャリアを通じてケガに苦しみながらも、アスレチックなプレースタイルから技巧派選手へと移り変わり、キャリア終盤はメンターとして若手に手本を示してきたローズ。来る『Derrick Rose Night』の開催日には、最年少MVPのプレーに魅了された数多くのファンが殺到することだろう。

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