
2025.07.04
シンガポールで開催中の「NBAライジングスターズ・インビテーショナル」は、6月28日から決勝トーナメントがスタート。男子準決勝第2試合に福岡大学附属大濠高校(日本)が登場し、龍山(ヨンサン)高校(韓国)と対戦した。
福大大濠は、榎木璃旺、栗原咲太郎、村上敬之丞、サントス・マノエル・ハジメに加え、今大会初めて勝又絆を先発に起用。立ち上がりは0-8のランを許したものの、その後、村上やサントスが粘り強く得点を重ね、第1クォーターは18-18の同点で終えた。
第2クォーターでは、マンツーマンディフェンスに加え、状況に応じて守備の形を変えるチェンジング・ディフェンスが効果を発揮。龍山の攻撃を封じ込めた。オフェンスでは榎木と村上が要所でシュートを沈め、38-32とリードして前半を折り返した。
後半に入ると、両チームともに守備の強度を高め、ロースコアの展開に。福大大濠は思うように得点を伸ばせず、龍山に追いつかれる。一進一退の攻防が続く中、第3クォーター終盤に榎木が3ポイントシュートを決め、50-49と1点のリードを持って最終クォーターへ。
第4クォーター序盤、福大大濠は開始2分で3-10と走られ、苦しい展開に。ゾーンディフェンスを前に攻めあぐねる一方、龍山には3ポイントを沈められ、リードを広げられる。それでも村上や加賀屋利温が外角から応戦するが、65-75でタイムアップ。粘り強く戦ったものの、惜しくも決勝進出はならなかった。
速報値による個人スタッツでは、榎木と村上がともに17得点を記録。栗原は10得点9リバウンドと奮闘を見せた。
『NBAライジングスターズ・インビテーショナル』は、今年からスタートした高校年代向けの国際大会で、アジア太平洋地域の11カ国から男女チームが参加している。日本からは福岡大学附属大濠高校(福岡県/男子)と京都精華学園高校(京都府/女子)が出場しており、京都精華学園は決勝進出を果たしている。
■試合結果
福岡大学附属大濠高校(日本)65-75 龍山高校(韓国)
JPN|18|20|12|15|=65
KOR|18|14|17|26|=75
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