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前回の反省を糧に自身の武器を発揮へ…黒川虎徹が地元九州での日本生命カップで力を与えるプレーを誓う

メディア対応する黒川虎徹 [写真]=バスケットボールキング
バスケットボールキング編集部

 8月1日、日本バスケットボール協会は男子日本代表の強化合宿を公開。今回の合宿は、8月9日と10日にSAGAアリーナで開催される「日本生命カップ2026 (佐賀大会) バスケットボール男子日本代表国際試合」に向けた直前合宿として実施されている。招集されたメンバーは同大会を戦い、その後「第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)」に出場する。練習後のメディア対応では、黒川虎徹アルティーリ千葉)が大会に向けた課題や意気込みを語った。

 黒川は以前参加したA代表の合宿を振り返り、「パスファーストになってしまって全然攻め気がなく、ディフェンスもアグレッシブさがなかった」と自身の消極的な姿勢を反省点として挙げた。トップレベルの練習では「全員がボールを突け、ピックアンドロールも起こせるため、1回パスを出すとそこで打開できてしまう」と周囲のレベルの高さを痛感。「どれだけエゴを出せるかが必要」と感じており、桶谷大ヘッドコーチからも「もっとアグレッシブにやってほしい」「小さいからこそ全てをこなさないといけない」と指示を受けたという。

 自身の強みについては「他のメンバーよりも得点は取れるという自負もあり、シュート力には自信がある」と言及。司令塔としてのゲームメークと自らの得点のバランスを課題に挙げ、帰化枠のアレックス・カーク川崎ブレイブサンダース)との関係性を深め、ピックアンドロールからのツーメンゲームの完成度を高めていく姿勢を示した。また、「フィジカルだけではなく、どれだけリラックスして相手をいなすか」という昨シーズンに磨いたプレーを発揮したいと語った。

 今大会のパフォーマンス次第では、直近に控えるワールドカップ予選の「Window4」へ招集される可能性もある。その点について黒川は「結果を出せば上がるというのは誰が見ても分かること。しかし、目の前のことにフォーカスしないと足をすくわれる。地に足をつけてやることが今の僕には必要なので、先を見過ぎず目の前のことを淡々とやっていきたい」と冷静に語った。

 また、九州出身である黒川にとって、佐賀大会への思い入れは強い。7月29日に発生した熊本地震にも言及し、「代表のユニフォームを着て地元でやれるのがうれしい。熊本地震があって、そういった中で皆さんに同じ九州出身として力を与えられるようなプレーができれば一番いい。チームとしてもそういうプレーを発揮できるように頑張りたい」と語った。

文=入江美紀雄(バスケットボールキング編集部)

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