1時間前

レイカーズ不調の原因は契約の不安?…指揮官「選手たちは自分の将来を気にしている」

ライバルウィークの”LA対決”はクリッパーズに軍配 [写真] = Getty Images
バスケ情報専門サイト

 1月23日(現地時間22日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズは敵地インテュイット・ドームでロサンゼルス・クリッパーズと対戦。1月後半の恒例行事となった『ライバル・ウィーク』の一戦として行われたLA対決だったが、第3クォーターに最大26点差のリードを奪われたレイカーズが104-112で敗戦を喫した。

 直近9試合の戦績を3勝6敗と大きく負け越しているレイカーズは、現在26勝17敗でウェスタン・カンファレンス6位につけている(23日終了時点)。開幕後20試合は15勝5敗と好調な滑り出しを見せていただけに、シーズン中盤での急ブレーキが目立って見える。

 レイカーズのJJ・レディックHC(ヘッドコーチ)はクリッパーズ戦の後にインタビューに応じ、契約最終年を迎えている選手たちの不安が、プレーに影響を及ぼし始めている可能性があるとの考えを示した。

「選手たちは自分たちの将来を気にしている。フリーエージェントやプレーヤーオプションを抱えた選手が多いチームでは、そういうことが起きるものなんだ。どうしても頭の片隅に残ってしまう。『もうプレーして5分経つのに、まだ1本もシュートを打てていない』とかね。それは人間として自然なことだ。誰かの責任というわけではない」

 レブロン・ジェームズ八村塁ジャクソン・ヘイズ、ゲイブ・ビンセント、マキシ・クレーバーの5名は今シーズンを契約最終年としており、オースティン・リーブスディアンドレ・エイトンマーカス・スマートの3名は2026-27シーズンをプレーヤーオプション、ダルトン・コネクトは同シーズン以降の2年間をチームオプションとして契約している。そのため、レディックの言う通り現在のレイカーズは近い将来フリーエージェントとなる可能性のある選手が多いロスターとなっている。

 レディックは、こういった選手たちが無意識のうちに先々を意識しながらプレーしていると示唆した。現在のレイカーズは個人が必要以上に力んでプレーしており、オフェンスの流れやテンポよりも、ボールタッチ数やシュート数といった個人成績に意識が向いてしまっているため、チームのケミストリーが発揮されないと暗に指摘している。

 来シーズンのプレーヤーオプションを持つスマートは、レディックの発言を受けて以下のように語った。

「正直きつい部分はある。契約を勝ち取るために戦っている選手、チームに残るために必死な選手もいれば、立場が比較的安定している選手もいる。でも、俺たちは全員プロだ。自分たちの仕事をしなければならない。人間的な部分が顔を出すことはあるけど、今の僕たちは、そこから立ち直るスピードが遅すぎる」

 スマートは契約面での不安を完全に遮断するのは簡単ではないと認めつつ、チームのバスケットボールを優先しなければならないことを強調し、チームの現状を批判した。

 約2週間後にトレードデッドラインを迎える中で、選手の置かれている状況は今後より複雑になってくるだろう。レイカーズは次戦、25日にダラス・マーベリックスと対戦する。

八村 塁の関連記事

NBAの関連記事