2026.07.12
デンバー・ナゲッツが、ヨーロッパ屈指のディフェンダーをロスターに加えた。ASモナコに所属していたアルファ・ディアロが、ナゲッツと1年総額140万ドル(1ドル=162円換算で約2億3000万円)の完全保証契約で合意したという。7月13日(現地時間12日)、現地メディア『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者が報じている。
29歳のディアロは、2020年のNBAドラフトにエントリーしたが指名漏れを経験。その後はヨーロッパでキャリアを築く道を選び、2020-21シーズンにギリシャのラブリオへ加入した。ラブリオで頭角を現したディアロは、翌シーズンからモナコへ移籍し、5シーズンにわたってクラブの中心選手として活躍した。在籍中は3度のフランスリーグ優勝を含む数々のタイトル獲得に貢献。ユーロリーグでもモナコを欧州屈指の強豪へ押し上げる原動力の一人となった。
ヨーロッパで成功を収めたディアロだが、中でも昨シーズンはキャリア最高のパフォーマンスを披露。ユーロリーグ42試合に出場し、平均11.9得点4.4リバウンド1.4アシスト1.4スティールをマークすると、ユーロリーグ最優秀守備選手賞とスティール王を受賞した。今夏はドバイのクラブへの移籍が有力視されていたが、待望のNBAデビューを果たすこととなった。
ディアロは、複数ポジションを守れる高い守備力と優れた身体能力を兼ね備え、得点だけでなく、ディフェンスやオフボールの動きなど、スタッツに表れにくい部分でも勝利へ貢献できることを最大の武器としている。モナコでは攻守両面で欠かせない存在として、クラブの躍進を支え続けた。
ナゲッツはニコラ・ヨキッチを中心に再び優勝を狙うロスターを構築しており、ディフェンスの強度やポジションの柔軟性を備えたディアロは、ローテーション争いに加わることが期待される。2020年のドラフト指名漏れから5年、ヨーロッパで着実に実績を積み重ねたディアロは、29歳にしてついにNBAへの切符をつかんだ。遅咲きの苦労人がNBAの舞台でどのような活躍を見せるのか、注目が集まる。
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