2026.03.27
最近、新たな趣味としてゴルフを始めたレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)。まだまだオースティン・リーブスやステフィン・カリーの域には及ばないものの、フロアの激しい競争から解き放たれたキングの表情は朗らかだ。
レブロンは、130万人の登録者を有する人気YouTubeゴルフチャンネル『Bob Does Sports』に出演。メンバーと共にラウンドを回りながら、青空の下でゴルフを楽しみ、カートでの移動中には番組ホストのロビー・バーガーから投げかけられた様々な質問に答えている。
早速オープニングから、レブロン節が炸裂した。22度のオールスターは今シーズンで41歳を迎えたが、常軌を逸したようなコンディション管理でも、年齢による衰えは本人も感じている様子。メンバーから「NBAシーズン中の移動が負担に感じることはあるか」と問われると、それを認めると同時に、冗談混じりで特定の地域を酷評した。

[写真]=Getty Images
そして、バーガーがカメラに向かって「どうやら近いうちにグリズリーズでプレーすることはなさそうだね」とコメントすると、レブロンは2004年のNFLドラフトを例に挙げ、以下のように続けた。
「そうだな、彼らも分かってるだろうね。彼らにチャンスがあったのは、2003年だけだった。もし抽選に勝っていたらだけどね。でも、俺はイーライ・マニングみたいに入団を拒否したかもしれない」

[写真]=Getty Images
バーガーとのカートの移動中は、キャリアに関して注目に値する発言が続いた。年齢については、寝る時は完全に試合に出られるほど準備万端でも、朝起きた時は不安に襲われるという。
それでもファンはもう少しの間、コート上でレブロンのプレーを見られるかもしれない。年齢的にいつ引退しても不思議ではないレブロンだが、残りのキャリアについては特定の年数こそ明言は避けつつ、息子ブロニー・ジェームズの存在が原動力になっていることを明かした。
「気持ちがまだ試合に集中していれば、すべては自然とうまくいくと思う。僕はプロセスを大切にしている。5時間も前にアリーナに到着し、集中して試合に臨むというプロセス重視の姿勢を維持できれば、ずっとプレーできる。もし『早くアリーナに行きたくない』とか、『トレーニングをしたくない』とか感じたら、それはゲームを裏切ることになる。そんなことはしたくない。彼(ブロニー)が『これがプロのあるべき姿だ』と見ているからこそ、仕事やトレーニングにさらに力を入れるようになった。彼がそばにいることで、俺には責任感が生まれている」
さらに、レブロンは移動中に自身のキャリアにおけるトップ3ハイライトも共有してくれた。
歴代最多得点記録保持者が最初に挙げたのは、意外にもディフェンスでのスーパープレーだった。それは、優勝のかかった2016年のNBAファイナル第7戦で見せた超人的なブロックショット。同点で迎えた第4クォーター残り約2分、ゴールデンステイト・ウォリアーズの速攻からアンドレ・イグダーラにイージーレイアップを許すかと思いきや、後ろから飛ぶような勢いでやってきたレブロンは、見事なチェイスダウンブロックで得点を阻止。このビッグプレーでムードを手繰り寄せたクリーブランド・キャバリアーズは終盤の接戦を押し切り、前年の雪辱を果たして悲願の優勝を成し遂げたのだった。

[写真]=Getty Images
残る2つのハイライトには、ジェイソン・テリー越しに決めたアリウープダンクと、2007年のデトロイト・ピストンズ戦で記録した25連続得点を選出している。
前者はマイアミ・ヒートに在籍していた2013年のボストン・セルティックス戦、ドウェイン・ウェイドのスティールから始まり、チームメートのノリス・コールがゴール前で上げたトスに対して、レブロンが豪快なポスターを叩き込んだ驚愕のプレーである。
後者もまた、レブロン伝説として語り継がれているものだ。2007年のイースタン・カンファレンス・セミファイナル第5戦、キャバリアーズはデトロイト・ピストンズと一進一退のシーソーゲームを展開した。この試合は最終的にオーバータイムにもつれ込むほどの大接戦となったが、レブロンはキャブスが挙げた最後の30得点のうち29得点を記録。しかも、最後は25得点連続での得点となり、リチャード・ハミルトンやチャウンシー・ビラップスなど、多くのスターを擁したピストンズをたった1人でねじ伏せてみせた。
いつもとは違う空気感の中、包み隠すことなく質問に答えたレブロン。ゴルフモードのキングからは、今後も耳寄りなコメントが飛び出すかもしれない。
文=Meiji
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