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河村勇輝「W杯の切符をなるべく早くつかめるような状況にして米に」日本代表“2ガード”にも手応え

16日の韓国戦でチーム最多24得点を挙げた河村[写真]=伊藤大允
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■「ステップアップできている」ホーム2連勝

 8月16日、有明アリーナで『SoftBank CUP 2026(東京大会)』が開催され、バスケットボール男子日本代表は95-66で韓国代表に快勝。チーム最多24得点を挙げた河村勇輝が、試合後の会見で手応えと、今月末に控える『FIBAバスケットボールワールドカップ2027 アジア地区予選 Window4』へ向けた意気込みを語った。

 前日の『買取大吉カップ2026(東京大会)』に続き先発出場した河村。西田優大富永啓生八村塁といった主力選手が欠場したなか、この日は3ポイント4本の成功を含む24得点をマークし、自ら得点源となってチームをけん引した。

 会見冒頭、河村は「まずは2連戦しっかりと勝ちきることができてよかったなと思います。昨日の試合と同様に最初の5分間、相手を無失点に抑えてランできたことが自分たちの流れを作れた要因じゃないかなと思いますし、(コンディションの影響で)主力の選手がいない中で、スタートで(佐々木)隆成さんが2番として違う役割を持ちながらも試合の最初でゲームの流れを作ってくれたので。昨日できなかった40分間戦い抜くというところも、4クォーターも25-22ということでフィニッシュストロングできたんじゃないかというところで、ステップアップできているなと感じています」と、充実感を口にした。

■最善の形を模索「2ガードになることの利点はある」

[写真]=伊藤大允


 河村が名前を挙げた佐々木を筆頭に、この試合では同時起用されたポイントガード登録の選手たちが躍動。佐々木が先制の3ポイントを含む17得点を挙げれば、齋藤拓実も10得点4アシスト、富樫勇樹も3ポイント4本成功で12得点を記録するなど、持ち味の異なる小柄なガード陣が存在感を示した。

 ポイントガードを並べた采配について、桶谷大ヘッドコーチは「2番ポジションの選手が体調不良でいなかったというところと、2人ハンドラーを入れるところで打開していこうと考えていた」と説明。「もちろん一人で行けるとは思うんですけど…」と選手たちの能力を信頼しつつ、「とはいえオフェンスでボールが回ったり、効率よく攻めるといったときに“2ガード”というより“2ハンドラー”ですね、2ハンドラーが一番、僕たちがいいオフェンスできているかなと思っているので」と、現有戦力での最善の形を模索した結果だったことを強調した。

 その効果について、河村は「2ガードになって自分がボールをしっかり離せることだったりとか、スコアを意識してプレーできるようになるとか、そういったところでお互い2ガードになることの利点はあるのかなと思っている」とコメント。「特に隆成さんにはボールを預けて、隆成さんのドライブを起点に、僕が外で待って打つことは全然あるのかなと思っていて。逆に他の二人だと僕がもっと(ボールを)持ってペイントアタックしていくみたいなことが増えるかなと思うので。そこの違いは若干あるのかなと思います」と、各選手とのコンビネーションについても話した。

■勝負は月末のWindow4…連勝してNBA挑戦3年目へ

[写真]=伊藤大允


 調整段階とはいえ、新たなオプションで一定の手応えを得た日本代表。今月末に控えるワールドカップ予選Window4へ向けて、弾みを付ける2連勝となった。

 今回の2連戦で2年ぶりに代表復帰した河村は、「毎年毎年日本代表への思いは強くなっていますし、なかなか日本代表に参加できず、選手やコーチが戦っている姿を画面越しでしか見られず歯がゆかった」と、あらためて代表から離れていた期間を振り返る。

 日本にとって、8月28日のサウジアラビア戦、同31日のカタール戦は、ワールドカップ出場へ向けた重要な2試合。今年11月のWindow5、来年2月のWindow6では海外組の合流が見込めないだけに、八村塁や河村らがそろうWindow4で是が非でも連勝を収めたいところだ。

 アメリカ挑戦3年目のシーズンを前に代表活動へ参加している河村は、「サウジアラビアとカタール戦を勝ちきって、ワールドカップの切符をなるべく早く掴めるような状況にしてアメリカに行きたい」と、力を込めた。

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