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パリ五輪初戦で好スタートを切ったレブロン…3部門でオリンピック歴代トップ10入り

オールラウンドな活躍を見せたレブロン[写真]=fiba.basketball
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 7月29日(現地時間28日、日付は以下同)。アメリカ代表がパリオリンピックの予選ラウンド初戦でセルビア代表と対決し、110-84で快勝した。

 アメリカはエキシビションマッチも含めて今大会の試合で初出場を飾ったケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)が23得点2リバウンドとさっそく強烈なインパクトを残した。

 そしてレブロン・ジェームズロサンゼルス・レイカーズ)がチーム最多の26分52秒もコートに立ち、21得点7リバウンド9アシスト1スティールのオールラウンドな活躍でアメリカをけん引。

 パリ五輪で初戦を終えた39歳の大ベテランは、2012年のロンドン大会以来、実に12年ぶりの出場になったとはいえ、オリンピックの通算記録で3部門も歴代トップ10入りしていると『FIBA』が報じている。

 通算37スティールで歴代3位タイ、通算97アシストで同6位、通算22勝で同6位タイに入っている。スティールは2位のクリス・ポール(アメリカ/38本)と僅差で、決勝トーナメント進出を飾れば1位のアンドレイ・キリレンコ(ロシア/43本)を抜いて歴代トップに立つ可能性もありそう。

 アシストについては1位のサルナス・ヤシケビシャス(リトアニア)が2位のサルナス・マーシャローニス(旧ソビエト連邦・リトアニア)の121本に大差をつけて160本で首位にいる。

 5位には今大会に出場中のマシュー・デラベドーバ(オーストラリア代表/100本)がいるものの、レブロンがこのままプレータイムを確保できるならば、4位のマヌ・ジノビリ(アルゼンチン/107本)、3位のトニー・クーコッチ(ユーゴスラビア・クロアチア/112本)を上回ることは十分可能だろう。

 勝利数に関しては、アメリカ代表が予選ラウンドを突破し、準々決勝から始まる決勝トーナメントでも3勝して金メダルに到達した場合、レブロンはあと5勝が加算される。

 そうなった場合、レブロンは今大会終了後に通算27勝で歴代4位まで順位を上げることとなる。まずは8月1日の南スーダン代表戦、4日のプエルトリコ代表戦にフォーカスしたいところだ。

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