2025.04.16

ヤニス、若手にプレーオフの戦い方をアドバイス?…「タックルとかしちゃダメだよ」

ミルウォーキーバックスの大黒柱ヤニス・アデトクンボ [写真] = Getty Images
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 レギュラーシーズン終了から間もなく、4月20日(現地時間19日、日付は以下同)に「NBAプレーオフ2025」が幕をあける。昨年末に開催された「NBAカップ」で2代目王者に輝いたミルウォーキー・バックスは、レギュラーシーズンをイースタン・カンファレンス5位(48勝34敗)で終え、同4位(50勝32敗)のインディアナ・ペイサーズとプレーオフ第1ラウンドを戦う。

 2013年にNBA入りし、以降12年間にわたりバックスの中心選手としてチームを支えるヤニス・アデトクンボは16日に行われた練習後のインタビューに応じた。今回キャリア初のプレーオフに臨むチームメートのケビン・ポーターJr.に向けてアドバイスを求められると、恥ずかしそうに自身の過去を思い返しながら、次のようにコメントした。

「あまり舞い上がらないように。なおかつ、あまり気持ちを落とさないように。スクート(ポーターJr.の相性)だけじゃなくて、プレーオフに初めて出場するみんなに向けて言いたいな。僕は自分の初めてのプレーオフを覚えているんだ。退場したんだよ。初めてのプレーオフで、誰かにタックルしたんだ。それ以上悪いプレーなんてないよね。初めてのプレーオフを戦う全員へのアドバイスは“タックルとかしちゃダメだよ”かな」

 確かにヤニスの語る通り、自身初のプレーオフでヤニスは相手選手をタックルして退場している。シカゴ・ブルズとの2015年のプレーオフ第1ラウンド第6戦、3ポイントシュートを放ったブルズのマイク・ダンリービーJr.(現ゴールデンステイト・ウォリアーズGM)に対し、当時21歳のヤニスは真横からタックルを炸裂させた。ダンリービーJr.の体は観客席まで突き飛ばされ、一発退場となったヤニスはコートの外からバックスのプレーオフ敗退を見届ける結果となった。

 その後、バックスは2016-17シーズンから9年連続のプレーオフ出場を果たしており、2021年にはリーグ制覇を成し遂げた。昨シーズンのプレーオフで敗れたペイサーズと再び第1ラウンドで対戦することとなったバックスだが、リベンジを果たしリーグ制覇に近づくことはできるか。

 バックスとペイサーズのプレーオフ第1ラウンドは、20日に初戦を迎える。

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