2023.12.26
「このチームの選手たちは本当によく奮闘していた。我々が考えているプロセスは、どの試合でも相手を疲れさせることにある。どのポゼッションでもしっかりこなし、ディフェンスで相手にプレッシャーをかけるようにしている」
そう語ったのは、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」を戦っているアメリカ代表のスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ/ゴールデンステイト・ウォリアーズ)。8月28日に行われたギリシャ代表とのグループフェーズのファーストラウンド2試合目を109-81で制したことで、アメリカはグループCで2戦負けなしとなり、セカンドラウンド進出を決めた。
この試合ではオースティン・リーブス(ロサンゼルス・レイカーズ)がチームトップの15得点6アシストに5リバウンド2スティール、アンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)が13得点3アシスト、ジェイレン・ブランソン(ニューヨーク・ニックス)が13得点3リバウンド、ボビー・ポーティス(ミルウォーキー・バックス)が10得点4リバウンドと、計4選手が2ケタ得点を奪取。
ここまでの2試合で、アメリカは平均104.0得点に24.5アシストを残しており、フィールドゴール成功率58.3パーセント、3ポイントシュート成功率42.5パーセント(平均8.5本成功)、フリースロー成功率83.6パーセントと、チームとして好調を維持している。
指揮官はギリシャ戦で両チーム最多の11リバウンドに6得点5アシストを残したジョシュ・ハート(ニックス)の働きを称賛していた。
「ジョシュはまさに勝者なんだ。彼はいったいどのポジションでプレーするのかと聞かれるんだが、彼は勝利するためにプレーするんだ。ある時、(エリック・スポールストラACが)言ってきたんだ。『50-50のボールをモノにする人がいる。けど彼の場合は30-70(という劣勢の状況)でも奪ってしまうんだ』とね。うまいことを言ってくれたと思ったよ」
アメリカは30日にヨルダン代表戦が組まれており、9月1日からは準々決勝進出に向けたセカンドラウンドがスタートする。ワールドカップ制覇までの道のりはまだまだ長いのだが、ブランソンは「コートに足を踏み入れたらすぐに、僕らはアタックしていく必要があるということ。今でも成長しているし、学んでもいる。(チームとして)良くなっていく時間はまだ多くあるからね」と話していた。
2014年以来、2大会ぶりの金メダル獲得に向けて始動したアメリカ代表は、ここまで順調な滑り出しを見せていると言っていいだろう。
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